笹島喜平の木版画買取りました
〇ここ数日は福岡ではコロナウイルス感染者数が少し減っており安どしておりますがまだまだ油断できませんね。先日も骨董品の買取依頼でありがたいことに福岡市中央区より数枚の版画が送られてきました。拝見すると「笹島喜平」の木版画作品でした。
笹島喜平は青山師範(現・東京学芸大学)〔昭和2年〕卒業。経歴在学中から同郷の浜田庄司に師事して陶芸を学びます。師範卒業後は教職に就いて油彩画や書道を学んだが、昭和11年ごろ木版画の講習会で平塚運一の指導を受け、黒白の木版画に魅了されます。27年あの棟方志功らと日本版画院を創立します。棟方志功の最初の弟子であったが表現主義的な志向から次第に写実による一点一刻もおろそかにしない厳格で構成的な古典主義の方向に向かいます。拓本にヒントを得て版木に紙を当ててプレスする“拓刷り”の技法を確立し、第一人者として活躍。その力強い生命感に満ちた作品の中でも特に作例の多い「不動明王」は、木版画の原点を最もよく継承するものとされています。ほかには古都の風景、霊峯富士、女神像、雪舟の水墨画や鎌倉期の仏像彫刻にみられるような写実的で簡素質朴な力強い画風は日本人のある面での美意識と伝統を具現しています。
骨董品の買取の福岡玄燈舎では笹島喜平の作品買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100
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